柳澤吉里郡山入部300年記念 特別展(後期)「郡山藩主 柳澤吉里」 令和7年1月25日(土)~6月1日(日) 今から300年前の享保9年(1724)、8代将軍徳川吉宗に甲斐国甲府から和州郡山への転封を命じられた柳澤吉里が郡山城へ入りました。郡山藩主となった吉里は、家臣等とともに幕末まで続く藩政の基礎を築きました。また、父吉保とともに5代将軍徳川綱吉の学問の御弟子を仰せつかり、和歌や絵画に励む文化人としての一面も持っています。 しかしながら、これまでの吉里に関する研究は、異例の出世を遂げた父吉保の嫡子として言及されたものや和歌や転封などの一側面に限られていました。また、残念なことに巷間では、吉里が綱吉のご落胤であるとする説や金魚に関する俗説などが誇張して語られました。 このような状況から、柳沢文庫では令和4年度より柳澤吉里に焦点を当てた展示を開催してきました。令和4年度は吉里の少年時代を、令和5年度には甲斐国主となった吉里をそれぞれ取り上げました。吉里が郡山城に入城し300年となる令和6年度は、郡山藩主となった吉里について展示で紹介します。今回の展示は、年間を通じて開催している特別展「郡山藩主 柳澤吉里」の後期展示となります。 休館日 毎週月曜・第4火曜日 ※祝日は開館 ※大和郡山盆梅展、大和郡山お城まつり開催中は開館。臨時休館:3月7日(金)展示替え休館:3月11日(火)~3月23日(日) 開館時間 9時~17時(入館は16時30分まで) 観覧料 一般300円(200円)/学生200円(100円)※()は20名以上の団体料金です。※中学生以下の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料です。