令和3年度(2021年度)前期企画展「信玄公生誕500年記念 武田信玄と柳澤家」 令和3年5月22日(土)~8月22日(日) 2021年は、甲斐(現:山梨県)の戦国大名として名高い武田信玄(晴信)の生誕500年にあたります。 甲斐国巨摩郡武川筋柳澤村(現:山梨県北杜市武川町)を出自とする柳澤家は、甲斐源氏を称し、その惣領である武田家の配下として活躍しました。江戸時代になってからも、柳澤吉保・吉里父子が甲斐一国の統治を任されて発展させるなど、武田家および甲斐国とは深い関係を持っています。歴代当主はもちろんのこと、家臣にも甲斐にルーツを持つ者が多く、郡山への転封後も家中全体で信玄を深く尊敬し、政治・軍事・文化など様々な影響を受けました。 本企画では、信玄公生誕500年を記念し、武田信玄と柳澤家の関わりについてご紹介します。 同時開催 ミニ展示「初公開 徳川慶喜の書-柳澤家と徳川慶喜家の交際-」 現在放映中のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で注目を集める最後の将軍徳川慶喜(1837~1913)ですが、柳沢文庫には、能書家としてしられる慶喜筆の書・和歌をはじめ写真・肖像画などが伝来します。今回初公開となるこれらの作品が柳沢文庫に伝来した背景はこれまで不明でした。 本企画では、両家の縁戚関係や、明治22年(1889)に久能山東照宮(現:静岡県静岡市)の宮司に任命された柳澤保申(1846~93)による頻繁な慶喜邸訪問に注目し、その謎に迫ります。 休館日 毎週月曜・第4火曜日(ともに祝日の場合は開館) ※夏期休館:8月13日(金)~8月18日(水) 開館時間 9時~17時(入館は16時30分まで) 入館料 一般300円(200円)/学生200円(100円)※()は20名以上の団体料金です。※中学生以下の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料です。